9856 ケーユーホールディングスの業績について考察してみた

9856 ケーユーホールディングスの業績について考察してみた

PERAGARUアナリスト

四半期業績推移随時更新中

(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2024.Q3 2023.12 38,544 2,567 6.66%
FY2024.Q4 2024.03 39,574 2,047 5.17%
FY2025.Q1 2024.06 37,351 2,188 5.86%
FY2025.Q2 2024.09 41,656 2,634 6.32%
(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2017.Q4 2017.03 21,835 1,537 7.04%
FY2018.Q1 2017.06 20,384 1,150 5.64%
FY2018.Q2 2017.09 21,916 1,666 7.6%
FY2018.Q3 2017.12 22,132 1,609 7.27%
FY2018.Q4 2018.03 23,636 1,396 5.91%
FY2019.Q1 2018.06 22,632 1,184 5.23%
FY2019.Q2 2018.09 24,114 1,476 6.12%
FY2019.Q3 2018.12 25,077 1,564 6.24%
FY2019.Q4 2019.03 25,474 1,543 6.06%
FY2020.Q1 2019.06 23,259 1,026 4.41%
FY2020.Q2 2019.09 26,103 1,634 6.26%
FY2020.Q3 2019.12 24,617 1,420 5.77%
FY2020.Q4 2020.03 26,005 1,350 5.19%
FY2021.Q1 2020.06 21,900 226 1.03%
FY2021.Q2 2020.09 29,740 1,996 6.71%
FY2021.Q3 2020.12 31,990 1,939 6.06%
FY2021.Q4 2021.03 33,029 1,878 5.69%
FY2022.Q1 2021.06 30,031 1,670 5.56%
FY2022.Q2 2021.09 32,875 2,223 6.76%
FY2022.Q3 2021.12 33,737 2,047 6.07%
FY2022.Q4 2022.03 34,477 2,360 6.85%
FY2023.Q1 2022.06 34,807 2,224 6.39%
FY2023.Q2 2022.09 37,297 2,893 7.76%
FY2023.Q3 2022.12 40,689 2,777 6.82%
FY2023.Q4 2023.03 40,553 1,791 4.42%
FY2024.Q1 2023.06 37,696 2,100 5.57%
FY2024.Q2 2023.09 38,749 2,385 6.15%
FY2024.Q3 2023.12 38,544 2,567 6.66%
FY2024.Q4 2024.03 39,574 2,047 5.17%
FY2025.Q1 2024.06 37,351 2,188 5.86%
FY2025.Q2 2024.09 41,656 2,634 6.32%

沿革

1972年10月ケーユー商事株式会社を設立、自動車販売業務を開始。1988年6月株式会社ケーユーに商号変更。同年12月メルセデス・ベンツ日本株式会社と販売店契約を締結。1996年9月ハーレーダビッドソンジャパン株式会社と正規販売店契約を締結。同年12月東証二部上場。2007年10月株式会社ケーユーホールディングスに商号変更、新設分割により事業会社株式会社ケーユーを設立。2013年11月東証一部に変更。2022年4月東証の市場区分見直しに伴いスタンダード市場へ移行。輸入車に注力する中古車販売大手

株主構成

参照日時:2023/09/30

氏名又は名称所有株式数割合
㈲ヤマサン12,430,00038.29%
損害保険ジャパン㈱2,754,0008.48%
東京海上日動火災保険㈱2,032,0006.26%
日本マスタートラスト信託銀行㈱|(信託口)1,379,0004.25%
BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (PRINCIPAL ALL SECTOR SUBPORTFOLIO)|(常任代理人 ㈱三菱UFJ銀行)1,235,0003.81%
井上 順子1,045,0003.22%
㈱日本カストディ銀行|(信託口)888,0002.74%
板東 徹行745,0002.3%
板東 尚子729,0002.25%
STATE STREET BANK AND TRUST|COMPANY 505224|(常任代理人 ㈱みずほ銀行|決済営業部)511,0001.58%

取締役会

参照日時:2023/03/31

役職名・氏名生年月日任期所有株式数
代表取締役 社長
板東 徹行
1962年3月2日(注)3625,000
代表取締役 副社長
井上 久尚
1968年5月6日(注)3685,000
取締役専務執行役員
稲垣 正義
1965年1月2日(注)392,000
取締役上席執行役員 経理企画部長
長澤 伸二
1962年4月17日(注)324,000
取締役 (常勤監査等委員)
萩原 博文
1964年6月16日(注)442,000
取締役 (監査等委員)
細野 泰司
1948年2月10日(注)4-
取締役 (監査等委員)
浅野 雅雄
1946年4月7日(注)4-
取締役 (監査等委員)
戸倉 章博
1956年3月13日(注)4-

(注)1.代表取締役副社長 井上久尚は、代表取締役社長 板東徹行の義弟であります。

2.取締役細野泰司、浅野雅雄、及び戸倉章博は、社外取締役であります。

3.2023年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から1年間

4.2022年6月28日開催の定時株主総会の終結の時から2年間

※有価証券報告書から抜粋

代表取締役の経歴

代表取締役は2名。代表取締役社長の坂東徹行氏は1962年3月生まれ。慶應義塾大学を卒業。2003年1月に同社および連結子会社の株式会社シュテルン世田谷に専務取締役として入社。2007年10月に代表取締役副社長に就任。2021年12月より現職を務める中、複数の連結子会社の代表取締役も兼任する
代表取締役副社長の井上久尚氏は1968年5月生まれ。同社創業者の長男で、代表取締役社長坂東氏の義弟にあたる。2000年7月同社入社。2007年4月より現職に就任、現在は複数の連結子会社の取締役も兼任する

報告セグメント

同社の事業は「国産車販売事業」と「輸入車ディーラー事業」の2報告セグメントにて構成される。セグメント別の売上高構成比は国産車販売事業がおよそ3割、輸入車ディーラー事業がおよそ7割となっている。

2023年12月期 参照日時:2023/12/31

セグメント売上高(百万円)
国産車販売事業32,376
輸入車ディーラー事業82,613

事業モデル

「国産車販売事業」では、連結子会社の株式会社ケーユーにて国産車、輸入車の販売および修理を行っている。東日本エリアで30店舗を展開する。
「輸入車ディーラー事業」では連結子会社の株式会社シュルテン世田谷にてメルセデス・ベンツの正規ディーラー(首都圏中心に17店舗展開)として販売および修理を、株式会社モトーレン東名横浜にてBMWおよびMINIの正規ディーラー(東京都、神奈川県にて9店舗展開)として販売および修理を、株式会社ファイブスター東名横浜にてジープ、キャデラック、シボレー、フォルクスワーゲンの正規ディーラー(東京都、神奈川県にて5店舗展開)として販売および修理を、株式会社RSケーユーにてハーレーダビッドソンの正規ディーラー(神奈川県内で1店舗)として販売および修理を行っている。
顧客より仕入れた中古車は品質点検の上、その商品を販売するのに最適なグループ内の会社にて販売を行う。適したサービス工場を有するグループ内の会社に委託を行っている。売上高は商品売上高、修理売上高、手数料売上高に大別され、商品売上高が86.6%と大勢を占める。(2023年3月期)

同社HP TOP>企業情報>ケーユーホールディングスについて

国内の自動車販売業界は、少子化や若年層の自動車離れという構造的問題から市場の拡大は見込みづらく、厳しい状況が続くことが想定される。

競合他社

強み・弱み

優秀販売店として多数の受賞実績に裏打ちされた高い販売力創業以来黒字、実質無借金を続ける好財務体質などが同社の強みと考えられる。リスクとしては、経済情勢や消費者嗜好の変化による自動車市場動向の変動に業績が大きく依存することなどが考えられる。

KPI

  • 小売販売台数
  • 販売単価
  • 店舗出退店状況

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