9983 ファーストリテイリングの業績について考察してみた

9983 ファーストリテイリングの業績について考察してみた

PERAGARUアナリスト

四半期業績推移随時更新中

(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2023.Q3 2023.05 676,154 110,311 16.31%
FY2023.Q4 2023.08 623,053 50,516 8.11%
FY2024.Q1 2023.11 810,833 146,686 18.09%
FY2024.Q2 2024.02 788,166 110,399 14.01%
(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2017.Q2 2017.02 488,661 42,066 8.61%
FY2017.Q3 2017.05 460,450 49,961 10.85%
FY2017.Q4 2017.08 383,959 -4,204 -1.09%
FY2018.Q1 2017.11 617,026 113,901 18.46%
FY2018.Q2 2018.02 569,739 56,591 9.93%
FY2018.Q3 2018.05 517,384 68,405 13.22%
FY2018.Q4 2018.08 425,911 -2,685 -0.63%
FY2019.Q1 2018.11 644,466 104,665 16.24%
FY2019.Q2 2019.02 623,231 68,276 10.96%
FY2019.Q3 2019.05 555,180 74,747 13.46%
FY2019.Q4 2019.08 467,671 9,948 2.13%
FY2020.Q1 2019.11 623,484 91,690 14.71%
FY2020.Q2 2020.02 585,028 45,046 7.7%
FY2020.Q3 2020.05 336,412 -4,353 -1.29%
FY2020.Q4 2020.08 463,922 16,964 3.66%
FY2021.Q1 2020.11 619,797 113,094 18.25%
FY2021.Q2 2021.02 583,067 54,888 9.41%
FY2021.Q3 2021.05 495,218 59,915 12.1%
FY2021.Q4 2021.08 434,910 21,114 4.85%
FY2022.Q1 2021.11 627,391 119,406 19.03%
FY2022.Q2 2022.02 591,586 69,872 11.81%
FY2022.Q3 2022.05 546,129 81,806 14.98%
FY2022.Q4 2022.08 536,016 26,241 4.9%
FY2023.Q1 2022.11 716,393 117,077 16.34%
FY2023.Q2 2023.02 750,957 103,186 13.74%
FY2023.Q3 2023.05 676,154 110,311 16.31%
FY2023.Q4 2023.08 623,053 50,516 8.11%
FY2024.Q1 2023.11 810,833 146,686 18.09%
FY2024.Q2 2024.02 788,166 110,399 14.01%

沿革

1949年3月同社の前身「メンズショップ小郡祥治」開業、1963年5月法人化し小郡商事に。1984年6月広島県に「ユニクロ」1号店出店。1991年9月ファーストリテイリング株式会社に商号変更。1994年4月ユニクロ国内直営店舗数が100店舗を超える。1994年7月広島証券取引所に、1997年4月東証二部に上場。1999年2月東証一部に変更。2000年10月インターネット通信販売業務を開始。2006年3月低価格カジュアル衣料品を販売する株式会社ジーユーを設立。2022年4月東証の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。世界3位のSPA(製造小売業)大手

株主構成

参照日時:2023/08/31

氏名又は名称所有株式数割合
日本マスタートラスト信託銀行株式会社67,016,00021.85%
柳井 正59,751,00019.48%
株式会社日本カストディ銀行32,868,00010.72%
TTY Management B.V.15,930,0005.19%
柳井 一海14,345,0004.68%
柳井 康治14,343,0004.68%
有限会社Fight&Step14,250,0004.65%
有限会社MASTERMIND10,830,0003.53%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY|(常任代理人 みずほ銀行)8,429,0002.75%
JP MORGAN CHASE BANK|(常任代理人 みずほ銀行)7,436,0002.43%

取締役会

参照日時:2023/08/31

役職名・氏名生年月日任期所有株式数
代表取締役 会長兼社長 CEO
柳 井   正
1949年2月7日(注)459,751,000
取締役
服 部 暢 達
1957年12月25日(注)4-
取締役
新 宅 正 明
1954年9月10日(注)4-
取締役
大 野 直 竹
1948年10月28日(注)4-
取締役
コール キャシー ミツコ
1965年2月2日(注)4-
取締役
車 戸 城 二
1956年4月23日(注)4-
取締役
京 谷   裕
1962年1月7日(注)4-
取締役 CFO
岡 﨑   健
1965年7月9日(注)43,000
取締役
柳 井 一 海
1974年4月23日(注)414,345,000
取締役
柳 井 康 治
1977年5月19日(注)414,343,000
常勤監査役
新 庄 正 明
1956年1月28日(注)6-
常勤監査役
水 澤 真 澄
1959年7月22日(注)71,000
常勤監査役
田 中 智 大
1991年3月13日(注)7-
監査役
金 子 圭 子
1967年11月11日(注)6-
監査役
樫 谷 隆 夫
1948年11月7日(注)5-
監査役
森   正 勝
1947年1月22日(注)6-

(注)1.取締役服部暢達氏、新宅正明氏、大野直竹氏、コールキャシーミツコ氏、車戸城二氏及び京谷裕氏の6名は、会社法第2条第15号に定める社外取締役です。

2.取締役柳井一海氏及び柳井康治氏は、代表取締役会長兼社長柳井正氏の二親等内の親族です。

3.監査役金子圭子氏、樫谷隆夫氏及び森正勝氏の3名は、会社法第2条第16号に定める社外監査役です。

4.2023年11月30日開催の定時株主総会の終結の時から1年間

5.2022年11月24日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

6.2020年11月26日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

7.2023年11月30日開催の定時株主総会の終結の時から4年間

※有価証券報告書から抜粋

報告セグメント

2023年11月期 参照日時:2023/11/30

セグメント売上高(百万円)
国内ユニクロ事業244,498
海外ユニクロ事業441,318
ジーユー事業87,856
グローバルブランド事業36,684

同社の事業は「国内ユニクロ事業」、「海外ユニクロ事業」、「ジーユー事業」および「グローバルブランド事業」の4報告セグメントおよび報告セグメントに含まれない不動産賃貸業等のその他で構成される。構成は下図の通りで、海外ユニクロ事業の割合が最も高く、全社売上高のおよそ半分を占める

同社HP TOP>IR情報>財務・業績>セグメント数値

事業モデル

同社の事業はアパレルの製造から小売りまで展開するSPAである。持株会社である同社傘下に国内ユニクロ事業を担う株式会社ユニクロ、海外ユニクロ事業を担う各海外現地法人、ジーユー事業を担う株式会社ジーユーなどがあり、消費者向けに商品の製造販売を行う。実店舗での販売のほか、自社アプリ等を通じたEコマースの販売チャネルを持つ。2022年8月期末時点の店舗数は国内ユニクロ事業809店舗、海外ユニクロ事業1,585店、ジーユー事業449店、グローバルブランド事業719店。世界27の国と地域に展開しているが、グレーターチャイナ(中国、香港、台湾)の売上高構成比率が高い

統合報告書2022

最新流行を取り入れながら、低価格に抑えた衣料品を世界的に大量生産・販売するファストファッションだが、その価格維持のために労働者や環境が犠牲になっていると言われている。同社は人権や健康、安全が守られたサプライチェーンの構築、循環型(リサイクル)商品の開発に取り組んでいる。

競合他社

強み・弱み

ユニクロ、ジーユー、セオリーなど知名度の高いブランドを複数保有し、世界中に展開する業界大手企業であること素材調達から企画、生産、販売までの一貫したプロセスにより独自の高機能製品をリーズナブルな価格で展開していることが強みと考えられる。懸念点としては世界展開しているため為替リスクや地政学リスクをもつこと、業界全般にいえることだが、気候変動や製品の陳腐化により発生する在庫リスクなどが挙げられる。

KPI

  • 客数、客単価
  • 出退店数

9983 ファーストリテイリング
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