4424 Amaziaの業績について考察してみた

PERAGARU管理人

沿革

2009年10月に渋谷区にて設立された。2014年11月にマンガBANG!のサービスをスタートし、2018年12月に東京証券取引所マザーズ上場を果たした。

株主構成

創業者である佐久間氏(35.77%)と江口氏(23.84%)で約6割の株式を保有している。彼らの他に大量保有報告書提出義務のある大株主は存在しない。また、株主のうち外国人保有割合は5.6%である。

取締役会

同社の取締役は3人でありそのうち2名は共同設立者である。(1名は公認会計士)。

代表取締役の経歴

同社代表取締役社長の佐久間亮輔氏は、1978年に生まれ、上智大学を卒業したあと、ベンチャーキャピタルのJAFCO入社。 投資部に所属し、 多数のベンチャー企業を担当した。
2009年に江口元昭 (現:同社取締役CTO) と同社を設立し、代表取締役に就任。

報告セグメント

同社はマンガアプリ事業の単一セグメントである。同セグメントにおける主なサービスとしては、「マンガBANG!」、「Palfe」、「マンガEpic!」が挙げられる。

事業モデル

「マンガBANG!」はスマートフォン向けマンガアプリを提供するサービスである。同アプリは基本無料で使用できるため、多数のユーザーを獲得できる長所がある。収益の仕組みとしては、「話(レンタル)課金+広告収益モデル」と「購入モデル」が存在する。話課金は、1話毎に40~50円程度で72時間読める小額なレンタル課金モデルである。広告収益は、同アプリ内で広告を表示したり、広告動画をユーザーが視聴することによりマネタイズを行っている。購入モデルは、ストア(有償コインを利用して、マンガを一冊単位で購入して読むことができるコーナー)でユーザーが課金をし、電子書籍を1巻単位で購買することでマネタイズをするモデルである。同モデルは従来の販売モデルと相違ないため、既存の出版社等から歓迎されやすいという長所がある。
「Palfe」は女性向けのマンガやニュース等のエンタメ系コンテンツを配信するアプリを無料で提供するサービスである。マネタイズは「マンガBANG!」と基本的に同じである。
「マンガEpic!」はユーザー投稿型のマンガアプリ提供サービスである。漫画家等(セミプロ、アシスタント、小説家、アニメ原作著作権者)がアプリ上でマンガを投稿し、ユーザーは無料で閲覧することができる。現時点でのマネタイズは広告収益のみであるが、将来的には同アプリ内で人気化した作品を有料で販売するビジネスモデルも検討中とのことである。アルファポリス(9467)も類似のビジネスで高い収益を獲得している。

競合他社

競合他社は、Link−U(4448)DeNA(2432)や講談社(9477)などの大手も漫画アプリに進出してきており競争は激化している。しかし、同社はいち早く漫画アプリを手掛けており、開発から運用までを一貫して自社で行うことができる点は強みである。

連結の範囲

該当なし。同社は連結財務諸表を作成していない。

KPI

AmazianのKPIは、課金収益KPI(決済率、ARPPU)や広告収益KPI(利用日数)が想定される。なお、2020年9月期の課金収益KPIは1.7億円、広告収益KPIは2.24億円である。