4424 Amaziaの業績について考察してみた

4424 Amaziaの業績について考察してみた

PERAGARU管理人

四半期業績推移随時更新中

(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2022.Q1 2021.12 1,688 1 0.06%
FY2022.Q2 2022.03 1,731 -8 -0.46%
FY2022.Q3 2022.06 1,549 -16 -1.03%
FY2022.Q4 2022.09 1,579 139 8.8%
(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2018.Q4 2018.09 458 62 13.54%
FY2019.Q1 2018.12 575 76 13.22%
FY2019.Q2 2019.03 739 104 14.07%
FY2019.Q3 2019.06 992 135 13.61%
FY2019.Q4 2019.09 1,080 101 9.35%
FY2020.Q1 2019.12 1,641 296 18.04%
FY2020.Q2 2020.03 1,773 232 13.09%
FY2020.Q3 2020.06 1,980 242 12.22%
FY2020.Q4 2020.09 2,130 327 15.35%
FY2021.Q1 2020.12 1,890 283 14.97%
FY2021.Q2 2021.03 1,756 141 8.03%
FY2021.Q3 2021.06 1,863 -10 -0.54%
FY2021.Q4 2021.09 1,998 -127 -6.36%
FY2022.Q1 2021.12 1,688 1 0.06%
FY2022.Q2 2022.03 1,731 -8 -0.46%
FY2022.Q3 2022.06 1,549 -16 -1.03%
FY2022.Q4 2022.09 1,579 139 8.8%

沿革

2009年10月東京都にて設立。インターネットサービスを創りたいとの思いから共同購入クーポンサイトを開始。その後マンガアプリ事業に商機を見出し、2014年11月フリーミアム型マンガアプリ「マンガBANG!」をサービス提供開始。2015年8月「マンガBANG!」における電子書籍配信作品数強化を図るため、株式会社メディアドゥとの資本業務提携契約を締結。2017年12月マンガ投稿サービス「マンガEpic!」をサービス提供開始。2018年12月東証マザーズに上場。無料マンガアプリ「マンガBANG!」などの運営を行う

株主構成

有価証券報告書によると2021年9月末時点の筆頭株主は、代表取締役社長の佐久間亮輔氏で35.64%を保有。次いで、取締役CTOの江口元昭氏が23.76%を保有。そのほかに、株式会社メディアドゥや株式会社マイナビ、野村證券株式会社、JPモルガン証券株式会社などが並ぶ。

取締役会

取締役は5名(社内3名、社外2名)、監査役は3名(全員社外)、監査役会設置会社である。取締役CTOの江口元昭氏はフューチャーアーキテクト株式会社や株式会社イデアコミュニケーションの出身者、取締役CFOの神津光良氏は有限責任監査法人トーマツや野村證券株式会社の出身者である。

代表取締役の経歴

代表取締役社長の佐久間亮輔氏は1978年11月生まれ。上智大学を卒業後、株式会社ジャフコに入社。その後、株式会社シーエー・モバイル(現株式会社CAM)や株式会社イデアコミュニケーションを経て、2009年10月に同社を設立し、現職へ就任。

報告セグメント

「マンガアプリ事業」の単一セグメント。2022年9月期第1四半期の売上高は1,688百万円、営業利益は1百万円であった。

事業モデル

マンガアプリ事業は、マンガアプリである「マンガBANG!」と「Palfe」の運営を行う。
「マンガBANG!」は、複数出版社のマンガ雑誌に掲載されている有名作品に加え、オリジナル作品を配信するプラットフォーム型のスマートフォン向けマンガアプリである。基本無料で利用できるため、多数のユーザーを獲得することが可能となり、毎日利用するアクティブユーザーを増やし、広告収益と課金収益でのマネタイズを行う。
「Palfe」は、女性向けのマンガ、ニュース等のスキマ時間に楽しめるエンタメ系コンテンツを提供するアプリである。基本無料で利用でき、マンガについては、「マンガBANG!」で培ったノウハウを利用して、大規模なユーザーの獲得及び広告収益と課金収益の最適化を図っている。また、マンガで集客した多数のユーザーをエンタメ系ニュースに誘導することで、広告収益でのマネタイズを行う。
同社の事業領域である電子書籍の市場環境は、スマートフォン・タブレット端末ユーザーの増加を背景に拡大が続いている。インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2021」によると、2020年度の電子書籍市場(電子書籍+電子雑誌)規模は4,821億円と推計され、2019年度の3,750億円から1,071億円(28.6%)増加し、2025年度には2020年度の約1.4倍の6,747億円程度に拡大すると予測されている。また、2020年度のマンガアプリ広告収益市場規模は、前年から50億円増加の260億円となり、2021年度には280億円に拡大すると予測されており、アプリでマンガを楽しむユーザーは、引き続き増加傾向にある。

競合他社

3658イーブックイニシアティブジャパン(直近決算期売上高299億円)、3981ビーグリー(直近決算期売上高123億円)、7035and factory(直近決算期売上高30億円)など、マンガアプリを運営する企業が競合として挙げられる。

連結の範囲

連結の対象となる親会社・子会社を持たない。

強み・弱み

創業以来、多様なインターネット・アプリサービスを企画、開発から運用まで一貫して自社内で完結した開発運用体制を構築し培ってきた、アプリ開発力やマネタイズ力を強みとしている。電子書籍業界は、特許等による特別な参入障壁が存在しない業界であるため、近年多数の企業が参入し、競争が激化している点が弱み。

KPI

①     MAU
②     広告収益
③     課金収益

2022年9月期 決算説明資料

業績

2017年9月期から2021年9月期までの5期をみると、売上高は1,171百万円から7,507百万円、経常利益は▲27百万円から290百万円と、電子書籍市場の拡大を背景に増収増益。営業CFは2018年9月期以降にプラス、投資CFは恒常的にマイナス。2022年9月期第1四半期の自己資本比率は66.2%。

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