8179 ロイヤルホールディングスの業績について考察してみた

8179 ロイヤルホールディングスの業績について考察してみた

PERAGARUアナリスト

四半期業績推移随時更新中

(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2023.Q4 2023.12 37,185 1,057 2.84%
FY2024.Q1 2024.03 35,629 1,765 4.95%
FY2024.Q2 2024.06 37,004 1,678 4.53%
FY2024.Q3 2024.09 39,772 2,180 5.48%
(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2017.Q1 2017.03 32,090 973 3.03%
FY2017.Q2 2017.06 33,049 1,222 3.7%
FY2017.Q3 2017.09 35,922 2,445 6.81%
FY2017.Q4 2017.12 34,502 1,312 3.8%
FY2018.Q1 2018.03 32,444 768 2.37%
FY2018.Q2 2018.06 33,855 1,288 3.8%
FY2018.Q3 2018.09 36,314 2,359 6.5%
FY2018.Q4 2018.12 35,088 1,294 3.69%
FY2019.Q1 2019.03 33,458 708 2.12%
FY2019.Q2 2019.06 34,923 984 2.82%
FY2019.Q3 2019.09 37,052 1,957 5.28%
FY2019.Q4 2019.12 35,145 999 2.84%
FY2020.Q1 2020.03 27,915 -2,568 -9.2%
FY2020.Q2 2020.06 12,586 -9,091 -72.23%
FY2020.Q3 2020.09 20,650 -4,335 -20.99%
FY2020.Q4 2020.12 23,153 -3,275 -14.15%
FY2021.Q1 2021.03 19,196 -3,251 -16.94%
FY2021.Q2 2021.06 19,472 -2,024 -10.39%
FY2021.Q3 2021.09 20,150 -1,884 -9.35%
FY2021.Q4 2021.12 25,157 -207 -0.82%
FY2022.Q1 2022.03 22,144 -1,033 -4.66%
FY2022.Q2 2022.06 25,242 294 1.16%
FY2022.Q3 2022.09 26,987 1,155 4.28%
FY2022.Q4 2022.12 29,642 1,776 5.99%
FY2023.Q1 2023.03 31,634 1,617 5.11%
FY2023.Q2 2023.06 32,934 903 2.74%
FY2023.Q3 2023.09 37,187 2,497 6.71%
FY2023.Q4 2023.12 37,185 1,057 2.84%
FY2024.Q1 2024.03 35,629 1,765 4.95%
FY2024.Q2 2024.06 37,004 1,678 4.53%
FY2024.Q3 2024.09 39,772 2,180 5.48%

沿革

1951年10月日本航空国内線の営業開始と同時に福岡空港において機内食搭載と喫茶営業を開始。1951年12月福岡市で製菓・製パン業を開始、株式会社ロイヤルベーカリーを設立。1953年11月福岡市にレストランを開業、有限会社ロイヤルを設立。1956年5月ロイヤル株式会社を福岡市に設立。1978年8月福証で初めて上場。1981年8月東証二部、1983年6月東証一部に指定。2005年7月持株会社制に移行し、会社名をロイヤルホールディングス株式会社に変更。「ロイヤルホスト」や「てんや」などを展開する外食事業を中心に営む

株主構成

参照日時:2023/12/31

氏名又は名称所有株式数割合
双日株式会社9,933,00019.97%
日本マスタートラスト信託銀行|株式会社(信託口)3,250,0006.53%
公益財団法人江頭ホスピタリティ|事業振興財団2,452,0004.93%
キルロイ興産株式会社1,624,0003.26%
株式会社ダスキン1,400,0002.81%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)953,0001.92%
日本生命保険相互会社803,0001.61%
株式会社西日本シティ銀行765,0001.54%
ハニューフーズ株式会社692,0001.39%
株式会社三越伊勢丹681,0001.37%

取締役会

参照日時:2023/12/31

役職名・氏名生年月日任期所有株式数
代表取締役会長
菊地  唯夫
1965年12月4日(注)45,500
代表取締役社長
阿部  正孝
1971年3月30日(注)42,000
取締役
藤田  敦子
1963年12月28日(注)41,000
取締役
平井  龍太郎
1958年7月31日(注)4-
取締役
村井  宏人
1967年2月27日(注)4-
取締役 (監査等委員)
木村  公篤
1958年8月19日(注)515,500
取締役 (監査等委員)
中山  ひとみ
1955年11月14日(注)5-
取締役 (監査等委員)
梅澤  真由美
1978年11月8日(注)5500
取締役 (監査等委員)
坂本  光一郎
1957年6月19日(注)5-

(注)1 平井 龍太郎氏、村井 宏人氏、中山ひとみ氏、梅澤 真由美氏及び坂本 光一郎氏は、社外取締役であります。

2 梅澤 真由美氏は旧姓且つ職業上使用している氏名を上記のとおり表記しておりますが、戸籍上の氏名は福原 真由美であります。

3 当社の監査等委員については次のとおりであります。 委員長 木村 公篤、委員 中山 ひとみ、委員 梅澤 真由美、委員 坂本 光一郎 なお、委員長 木村 公篤は、常勤の監査等委員であります。

4 2024年3月27日開催の定時株主総会の終結の時から1年間

5 2024年3月27日開催の定時株主総会の終結の時から2年間

6 所有株式数は、すべて普通株式であり、A種優先株式は所有しておりません。

※有価証券報告書から抜粋

代表取締役の経歴

代表取締役会長の菊地唯夫氏は1965年4月生まれ。早稲田大学を卒業後、株式会社日本債券信用銀行(現株式会社あおぞら銀行)に入社。その後、ドイツ証券会社東京支店を経て同社に入社。2010年3月に代表取締役社長へ就任し、2019年3月に現職へ就任。
代表取締役社長の黒須康宏氏は1958年10月生まれ。名城大学卒業、学生時代より同社でアルバイト勤務し、卒業後同社へ入社。アールアンドケーフードサービス株式会社やロイヤルホスト株式会社(現ロイヤルフードサービス株式会社)の取締役などを経て、2021年3月に現職へ就任。

報告セグメント

「外食事業」、「コントラクト事業」、「ホテル事業」、「食品事業」の4報告セグメント及び報告セグメントに含まれない事業セグメントである「その他」に大別される。

2023年12月期 参照日時:2023/12/31

セグメント売上高(百万円)
外食事業61,134
コントラクト事業43,254
ホテル事業29,400
コントラクト事業4,873

事業モデル

「外食事業」は、ホスピタリティ・レストラン「ロイヤルホスト」、天丼・天ぷら専門店「てんや」、ピザレストラン「シェーキーズ」、サラダバー&グリル「シズラー」、英国風PUB「HUB」等のチェーン店のほか、ビアレストラン、カフェ、各種専門店等の多種多様な飲食業態を展開している。
「コントラクト事業」は、法人からの委託等により、空港ターミナルビル、高速道路サービスエリア、大型商業施設、オフィスビル、医療介護施設、百貨店、官公庁等において、それぞれの立地特性に合わせた多種多様な飲食業態を展開している。
「ホテル事業」は、「リッチモンドホテル」等のビジネスホテルを全国に展開している。
「食品事業」は、外食インフラ機能として、主に外食事業及びコントラクト事業に対する食品製造、購買、物流業務を行っているほか、グループ外企業向けの食品製造を行っている。また、「機内食事業」として、関西国際空港、福岡空港、那覇空港、東京国際空港(羽田空港)、成田国際空港における機内食の調製・搭載等も行っている。
外出や都道府県を跨ぐ移動の自粛等の影響による集客減に加え、各自治体からの要請を受け、外食事業やコントラクト事業の店舗では営業時間短縮を実施するなど、事業環境は依然として厳しいものとなっている。新たな需要の創出として、テイクアウトメニューやデリバリーサービスを拡充し、中食市場の開拓に注力するなどしている。

2021年12月期第2四半期 決算説明資料

競合他社

  • 3197 すかいらーくホールディングス(23年12月期売上高354,831百万円)
  • 7581 サイゼリヤ(24年8月期売上高224,542百万円)
  • 7550 ゼンショーホールディングス(24年3月期売上高965,778百万円)

連結の範囲

同社グループは、同社、子会社9社及び関連会社4社で構成され、外食事業、コントラクト事業、ホテル事業及び食品事業を行う。

強み・弱み

質の高い「食」&「ホスピタリティ」グループである点が強み。新型コロナウイルス感染症拡大により甚大な影響を受け、多額の純損失計上に至り、財政状態に大きな影響を与えた。構造改革の推進及び「戦略パートナー」である双日株式会社との協働による早期の収益力の回復・向上と共に、財務基盤強化のための改善策の早期実施が課題。

KPI

  • 生産実績
  • 販売実績
  • 主要事業ライン別損益
  • 既存店売上
  • リッチモンドホテル 客室稼働率
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