四半期業績推移随時更新中
(単位:百万円) | 決算期 | 売上 | 営業利益 | 営業利益率 |
FY2024.Q3 | 2023.12 | 24,192 | 2,167 | 8.96% |
FY2024.Q4 | 2024.03 | 24,178 | 2,435 | 10.07% |
FY2025.Q1 | 2024.06 | 25,873 | 2,513 | 9.71% |
FY2025.Q2 | 2024.09 | 27,798 | 4,383 | 15.77% |
(単位:百万円) | 決算期 | 売上 | 営業利益 | 営業利益率 |
FY2022.Q4 | 2022.03 | 0 | 0 | 0% |
FY2023.Q1 | 2022.06 | 22,842 | 1,204 | 5.27% |
FY2023.Q2 | 2022.09 | 21,368 | 1,890 | 8.85% |
FY2023.Q3 | 2022.12 | 23,472 | 2,437 | 10.38% |
FY2023.Q4 | 2023.03 | 23,030 | 1,978 | 8.59% |
FY2024.Q1 | 2023.06 | 22,060 | 1,274 | 5.78% |
FY2024.Q2 | 2023.09 | 22,430 | 1,893 | 8.44% |
FY2024.Q3 | 2023.12 | 24,192 | 2,167 | 8.96% |
FY2024.Q4 | 2024.03 | 24,178 | 2,435 | 10.07% |
FY2025.Q1 | 2024.06 | 25,873 | 2,513 | 9.71% |
FY2025.Q2 | 2024.09 | 27,798 | 4,383 | 15.77% |
沿革
2021年10月、株式会社タケエイとリバーホールディングス株式会社の経営統合にともない、両社の共同持株会社として設立される。「静脈産業(廃棄物処理・再資源化)のメジャー企業」として、動脈産業(モノづくり)の大手企業と協力していくための統合だった。設立と同時に東証プライム市場に上場。主力は廃棄物処理・再資源化事業である。
なお株式会社タケエイは廃棄物処理・リサイクル事業を主力とし、リバーホールディングス株式会社は金属リサイクル事業を基盤とする廃棄物処理事業を展開していた。
株主構成
参照日時:
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) | 7,222,000 | 13.84% |
(株)日本カストディ銀行(信託口) | 4,155,000 | 7.96% |
ベステラ(株) | 2,570,000 | 4.93% |
三本守 | 2,047,000 | 3.92% |
GOVERNMENT OF NORWAY(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1,863,000 | 3.57% |
みずほリース株式会社 | 1,578,000 | 3.02% |
TREHD従業員持株会 | 1,054,000 | 2.02% |
鈴木徹 | 1,050,000 | 2.01% |
(株)日本カストディ銀行(信託E口) | 808,000 | 1.55% |
KIA FUND 136(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 664,000 | 1.27% |
取締役会
参照日時:
役職名・氏名 | 生年月日 | 任期 | 所有株式数 |
代表取締役会長
執行役員
松岡直人 | 1949年4月20日 | (注)2 | 10,000 |
代表取締役社長
執行役員
阿部光男 | 1960年6月29日 | (注)2 | 16,000 |
取締役 鈴木孝雄 | 1941年9月25日 | (注)2 | 800,000 |
取締役 三本守 | 1947年6月10日 | (注)2 | 2,046,000 |
取締役
(監査等委員)
金井昭 | 1953年10月5日 | (注)3 | 4,000 |
取締役
(監査等委員)
大村扶美枝 | 1958年7月13日 | (注)3 | - |
取締役
(監査等委員)
末松広行 | 1959年5月28日 | (注)3 | - |
取締役
(監査等委員)
荒牧知子 | 1968年11月7日 | (注)3 | - |
(注) 1.大村扶美枝、末松広行及び荒牧知子は社外取締役であります。
2.2023年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から1年間であります。
3.2023年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から2年間であります。
4.当社では、取締役会の一層の活性化を促し、取締役会の意思決定・業務執行の監督機能と各部署の業務執行機能を明確に区分し、経営効率の向上を図るために執行役員制度を導入しております。本書提出日現在の執行役員は7名で、代表取締役会長執行役員松岡直人、代表取締役社長執行役員阿部光男、執行役員経営管理本部長上川毅、執行役員経営企画本部長大島伊貢、執行役員経営管理本部西原礼、執行役員経営管理本部副本部長井上秀敏及び執行役員経営企画本部副本部長山下勇一郎であります。
※有価証券報告書から抜粋
代表取締役の経歴
代表取締役会長の松岡直人氏は1949年4月生まれ。1972年4月、8058三菱商事へ入社。鉄鋼業界で長く経験を積み、関連企業で要職を歴任してきた。2015年9月にリバーホールディングス代表取締役社長に就任。2021年10月より現職を務め、タケエイの取締役も兼任している。
代表取締役社長の阿部光男氏は1960年6月生まれ。1983年に早稲田大学商学部を卒業後、協和銀行(現:りそな銀行)に入行する。2017年3月、りそな決済サービス株式会社代表取締役社長を退き、4月にタケエイへ入社。執行役員、取締役常務を経て、2019年6月より代表取締役社長を務める。2021年10月、TREホールディングス設立と同時に現職に就任。くわえて、リバーホールディングスの取締役も務めている。
報告セグメント
2023年12月期 参照日時:
セグメント | 売上高(百万円) |
廃棄物処理・再資源化事業 | 19,687 |
資源リサイクル事業 | 32,500 |
再生可能エネルギー事業 | 10,533 |
事業モデル
主力の「廃棄物処理・再資源化事業」、「資源リサイクル事業」では、廃棄物の収集運搬から再資源化・最終処分まで、一貫処理を担う。工場や建設現場から産業廃棄物や使用済自動車、家電などを受け入れ、金属、プラスチック、木、紙など素材ごとに再資源化する。生成したリサイクル材をおもに鉄鋼メーカーや素材メーカーへ販売。木質チップや再資源化できなかった廃プラスチックはバイオマス発電の燃料としてサーマルリサイクルされる。再資源化の難しい廃棄物は最終処分場で処理される。また、埋め立てが完了した最終処分場の跡地を太陽光発電施設やパークゴルフ場として活用している。
「再生可能エネルギー事業」では、森林間伐材を燃料とした木質バイオマス発電を手がけ、地域の小中学校、公共施設などに供給する。発電時に発生する余熱で農作物の栽培もおこなう。
産業廃棄物処理業界の市場規模は5.3兆円程度。さらに再生資源卸売業、再生資源利用などを含めると12兆円を超えるとも推計される。
廃棄物処理・リサイクル業界においては、法的規制などの背景から、より高度な環境対応や廃棄物リサイクルのニーズが高まりを見せる。また日本を含む124ヵ国と1地域が2050年までのカーボンニュートラル実現を表明しており、脱炭素化の流れが加速している。
競合他社
- 1433 ベステラ(24年1月期売上高9,394百万円)
- 1712 ダイセキ環境ソリューション(24年2月期売上高24,150百万円)
連結の範囲
連結子会社は39社、持分法適用関連会社は6社と多い。国内38社、タイの1社で構成される。主要な子会社はタケエイで、3つの事業をすべて営む子会社はこの1社のみである。
強み・弱み
扱える産業廃棄物の多さと、収集から最終処理まで一貫して手がけられる点が強みといえる。タケエイは建設系廃棄物を主体としており、リバーホールディングスは金属リサイクルを主体に展開していたため、両社の統合によって取扱量が増加。さらに、競合他社の段落でも述べたように、収集から最終処理まで一貫して担える点は他社と大きく異なっている。一方で再生可能エネルギー事業の赤字が弱みといえる。統合以前からタケエイはエネルギー事業に注力していたが、同事業の売上高は全体の25%程度にとどまっていた。2社の統合後もエネルギー事業を成長戦略のひとつに掲げており、社会的にも脱炭素化の追い風が吹く中、黒字化が急がれる。
KPI
- 新設住宅着工件数
- 建設工事受注高