四半期業績推移随時更新中
(単位:百万円) | 決算期 | 売上 | 営業利益 | 営業利益率 |
FY2024.Q3 | 2023.12 | 666 | 71 | 10.66% |
FY2024.Q4 | 2024.03 | 941 | 240 | 25.5% |
FY2025.Q1 | 2024.06 | 678 | -83 | -12.24% |
FY2025.Q2 | 2024.09 | 1,006 | 194 | 19.28% |
(単位:百万円) | 決算期 | 売上 | 営業利益 | 営業利益率 |
FY2018.Q4 | 2018.03 | 463 | 160 | 34.56% |
FY2019.Q1 | 2018.06 | 335 | 41 | 12.24% |
FY2019.Q2 | 2018.09 | 360 | 45 | 12.5% |
FY2019.Q3 | 2018.12 | 395 | 64 | 16.2% |
FY2019.Q4 | 2019.03 | 522 | 127 | 24.33% |
FY2020.Q1 | 2019.06 | 315 | -28 | -8.89% |
FY2020.Q2 | 2019.09 | 418 | 41 | 9.81% |
FY2020.Q3 | 2019.12 | 443 | 59 | 13.32% |
FY2020.Q4 | 2020.03 | 675 | 185 | 27.41% |
FY2021.Q1 | 2020.06 | 345 | 26 | 7.54% |
FY2021.Q2 | 2020.09 | 454 | 84 | 18.5% |
FY2021.Q3 | 2020.12 | 533 | 129 | 24.2% |
FY2021.Q4 | 2021.03 | 802 | 363 | 45.26% |
FY2022.Q1 | 2021.06 | 625 | 199 | 31.84% |
FY2022.Q2 | 2021.09 | 662 | 189 | 28.55% |
FY2022.Q3 | 2021.12 | 671 | 170 | 25.34% |
FY2022.Q4 | 2022.03 | 819 | 282 | 34.43% |
FY2023.Q1 | 2022.06 | 486 | 1 | 0.21% |
FY2023.Q2 | 2022.09 | 568 | 50 | 8.8% |
FY2023.Q3 | 2022.12 | 553 | 3 | 0.54% |
FY2023.Q4 | 2023.03 | 617 | 89 | 14.42% |
FY2024.Q1 | 2023.06 | 565 | 0 | 0% |
FY2024.Q2 | 2023.09 | 604 | 8 | 1.32% |
FY2024.Q3 | 2023.12 | 666 | 71 | 10.66% |
FY2024.Q4 | 2024.03 | 941 | 240 | 25.5% |
FY2025.Q1 | 2024.06 | 678 | -83 | -12.24% |
FY2025.Q2 | 2024.09 | 1,006 | 194 | 19.28% |
沿革
2002年4月サイバーエージェント社コンテンツ部門メンバーが中心となり有限会社ライトアップ設立、コンテンツ事業を開始。2002年11月クリエイター登録サイト「クリエイターズ・ジェーピー」のサービスを開始。2003年9月株式会社ライトアップに組織変更。2010年4月共同開発仕入サービスの現「JDネット」の提供開始。2014年4月経営課題解決エンジン「Jエンジン」の提供開始。2018年6月東証マザーズ上場。2020年4月補助金・助成金自動診断「Jシステム」の提供開始。中小企業黒字化の経営支援サービスを提供する。
株主構成
有価証券報告書によると2021年9月末時点の筆頭株主は、同社代表取締役の白石崇氏で保有割合46.23%。以降は保有割合5%未満でSBI証券などの国内証券会社、海外金融機関、3962チェンジ、ライトアップ従業員持株会が並ぶ。外国人株式保有比率は10%以上20%未満。
取締役会
取締役は6名(社内4名、社外2名)、監査役は3名(全員社外)、監査役会設置会社である。社内取締役は日本電信電話株式会社、公認会計士事務所、フリーランスの新聞記者、現日本アイ・ビー・エム株式会社など様々な経歴を持つ。
代表取締役の経歴
取締役社長の白石崇氏は1973年12月生まれ。筑波大学卒業後、1997年4月日本電信電話株式会社に入社。2001年4月株式会社サイバーエージェントに入社しコンテンツ部門の立ち上げ責任者を歴任後、2002年4月株式会社ライトアップを設立、代表取締役に就任した。
報告セグメント
DXソリューション事業とコンテンツ事業の2報告セグメントに大別される。2022年3月期第3四半期累計の売上高1,958百万円の構成比はDXソリューション事業が85.7%、コンテンツ事業が14.3%、全社費用控除前の営業利益構成は各89.4%、10.6%だった。
事業モデル
DXソリューション事業は中小企業黒字化の経営支援サービスを提供する。経営改善サービスとして「Jエンジン」を開発、会員企業に同機能を無料で提供している。「Jエンジン」で経営課題解決に向けた商材・サービスが提案され、その利用企業の一部が有料の経営コンサルティングサービスに申し込みを行う。
また共同仕入れネットワークを介したITツールの仕入・開発サービスである「JDネット」を展開している。JDネット参加企業数の規模を活かして、参加企業にとってより有利な条件での仕入が可能となる。参加企業によるJDネット登録料(基本月額5万円)や営業活動に不慣れな参加企業に対して提供する営業支援サービス、参加企業が顧客に各種商材を販売した際に受領するマージンが同社の収益となる。
また、コロナ禍における公的支援制度の活用ニーズの高まりを受け、補助金・助成金診断システム「Jシステム」のOEM提供が堅調に推移している。地方金融機関や営業系企業、地方自治体に設置され、申請可能な補助金・助成金を診断することが可能。診断結果に基づき自社のコンサルティングサービスに送客する仕組みを持つ。
コンテンツ事業ではマーケティングに関する課題解決を主眼とし、課題解決のためのWeb施策を受託し企画・提供を行っている。主要顧客は大手・中堅企業で、直接取引のほか広告代理店を介した受注もある。
競合他社
中堅・中小企業向けに営業活動支援のクラウドサービスを提供する3999ナレッジスイート(2021年9期売上高2,522百万円)や、地方や中堅・中小企業に特化したWebマーケティング支援を行う6553ソウルドアウト(2021年12月期売上高22,347百万円)などが競合となりえる。
連結の範囲
同社は連結対象となる子会社を持たない。
強み・弱み
顧客層の広さと顧客層への対応力、業歴20年で培ったノウハウが強み。顧客層の中小企業は大手企業に比してIT化に後れをとっており、同社の潜在ニーズは高いものと考えられる。一方で、財務が脆弱な中小企業を顧客層としているため、売上債権の貸倒リスクが懸念材料にとなり得る。
KPI
同社は下記を主要KPIとして、月次で公表している。
①JDネット支援社数(583社:2022年2月)
②Jコンサルティング完了社数(151社:同上)
③Jシステム申込件数(51件:同上)
業績
2017年3月から2021年3月期の業績を見ると、4期連続の増収。営業利益はコンサルティングサービスの収益拡大が遅れた2019年3月期、コロナ禍の影響から貸倒引当金を保守的に計上した2020年3月期に低迷したが、2021年3月期は最高益を更新、営業利益率は28.2%に上昇した。フリーCFは毎期プラス。利益の積み増しにより自己資本比率は上昇傾向で2021年3月期は81.9%。有利子負債はゼロ。