四半期業績推移随時更新中
(単位:百万円) | 決算期 | 売上 | 営業利益 | 営業利益率 |
FY2023.Q4 | 2023.12 | 8,326 | 589 | 7.07% |
FY2024.Q1 | 2024.03 | 8,037 | 731 | 9.1% |
FY2024.Q2 | 2024.06 | 8,657 | 760 | 8.78% |
FY2024.Q3 | 2024.09 | 9,652 | 869 | 9% |
(単位:百万円) | 決算期 | 売上 | 営業利益 | 営業利益率 |
FY2020.Q3 | 2020.09 | 6,022 | 425 | 7.06% |
FY2020.Q4 | 2020.12 | 6,335 | 430 | 6.79% |
FY2021.Q1 | 2021.03 | 5,905 | 433 | 7.33% |
FY2021.Q2 | 2021.06 | 6,503 | 507 | 7.8% |
FY2021.Q3 | 2021.09 | 6,815 | 362 | 5.31% |
FY2021.Q4 | 2021.12 | 7,041 | 421 | 5.98% |
FY2022.Q1 | 2022.03 | 6,325 | 318 | 5.03% |
FY2022.Q2 | 2022.06 | 6,541 | 358 | 5.47% |
FY2022.Q3 | 2022.09 | 7,125 | 448 | 6.29% |
FY2022.Q4 | 2022.12 | 7,576 | 364 | 4.8% |
FY2023.Q1 | 2023.03 | 7,186 | 478 | 6.65% |
FY2023.Q2 | 2023.06 | 7,649 | 557 | 7.28% |
FY2023.Q3 | 2023.09 | 8,623 | 682 | 7.91% |
FY2023.Q4 | 2023.12 | 8,326 | 589 | 7.07% |
FY2024.Q1 | 2024.03 | 8,037 | 731 | 9.1% |
FY2024.Q2 | 2024.06 | 8,657 | 760 | 8.78% |
FY2024.Q3 | 2024.09 | 9,652 | 869 | 9% |
沿革
1988年12月に新東京インターナショナル株式会社を設立し、水産原材料や水産食材の輸出入販売を開始 。1997年8月にコンビニエンスストア向けにおにぎり用の味付けイクラを発明し、製造・販売を開始する。1998年1月に株式会社セブン-イレブン・ジャパンへ販売を開始。2010年4月に民事再生を申請し、9月に1301極洋が設立したエス・ティー・アイ株式会社に事業を譲渡。2013年4月に株式会社新東京フードに吸収合併。2017年11月に株式会社STIフードホールディングスを設立。2018年1月に事業再編のために株式会社STIフードホールディングスが株式会社東京フードを吸収分割し、事業持株会社となる。2020年9月に東証二部に上場。本社は東京都港区。水産食品やコンビニ向けのおにぎり具材の製造・販売が事業の柱。
株主構成
参照日時:
氏名又は名称 | 所有株式数 | 割合 |
㈱十見 | 1,998,000 | 33.73% |
十見 裕 | 720,000 | 12.15% |
㈱極洋 | 500,000 | 8.44% |
㈱セブン-イレブン・ジャパン | 500,000 | 8.44% |
GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL|(常任代理人ゴールドマン・サックス証券㈱) | 156,000 | 2.64% |
㈱日本カストディ銀行(信託口) | 102,000 | 1.72% |
㈱キャメル珈琲 | 100,000 | 1.69% |
モルガン・スタンレーMUFG証券㈱ | 79,000 | 1.34% |
JPモルガン証券株式会社 | 52,000 | 0.88% |
BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE|(常任代理人㈱三菱UFJ銀行) | 49,000 | 0.84% |
取締役会
参照日時:
役職名・氏名 | 生年月日 | 任期 | 所有株式数 |
代表取締役社長
CEO
十見 裕 | 1953年9月25日 | (注)3 | 2,718,800 |
取締役
副社長執行役員COO
事業統括本部長
柳澤 重英 | 1956年2月6日 | (注)3 | 6,600 |
取締役
専務執行役員
海外事業担当兼業務本部長
野田 和哉 | 1957年1月8日 | (注)3 | 2,900 |
取締役
常務執行役員
デイリー事業統括
山﨑 敬介 | 1973年5月1日 | (注)3 | 3,600 |
取締役
常務執行役員
財務本部長
髙橋 敏 | 1965年6月18日 | (注)3 | 2,500 |
取締役 上平 光一 | 1956年4月14日 | (注)3 | 1,500 |
取締役 桑山 貴洋 | 1970年1月17日 | (注)3 | 200 |
取締役 ダグラス ハウランド | 1959年8月22日 | (注)3 | 1,100 |
取締役 安間 香和里 | 1971年5月9日 | (注)3 | - |
常勤監査役 小川 隆 | 1959年4月22日 | (注)4 | 2,100 |
監査役 河野 淳二 | 1956年7月8日 | (注)5 | - |
監査役 渡邉 定義 | 1956年3月26日 | (注)5 | 500 |
(注)1.取締役上平光一、桑山貴洋、ダグラスハウランド、安間香和里は、社外取締役であります。
2.監査役河野淳二、渡邉定義は、社外監査役であります。
3.2024年3月27日開催の定時株主総会終結の時から、2024年12月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。
4.2021年3月26日開催の定時株主総会終結の時から、2024年12月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。
5.2024年3月27日開催の定時株主総会終結の時から、2027年12月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。
6.当社は執行役員制度を導入しております。執行役員は11名で、上記執行役員のほかに常務執行役員STIカンパニー長兼マーケティング部長 鈴木利幸、上席執行役員管理本部長 壷井知行、上席執行役員STIカンパニー長補佐兼食材商品部長 青木健太朗、執行役員事業統括本部長補佐 原島宏之、執行役員業務管理・購買部長 渡辺昌代、執行役員品質保証部長 牧島繁、執行役員管理本部長補佐兼人事部長 和田法幸で構成されております。
7.代表取締役十見裕の所有株式数は、同氏により議決権の過半数を所有されている㈱十見の所有株式数を合算しております。
※有価証券報告書から抜粋
代表取締役の経歴
代表取締役社長兼CEOの十見裕氏は1953年9月生まれ。1978年4月に8001伊藤忠に入社し、1988年12月に同社の前身である新東京インターナショナル株式会社を設立。2017年11月に同社を設立後、代表取締役社長を経て、2021年3月に現職に就任した。連結子会社6社と非連結子会社1社の代表取締役を兼任する。
報告セグメント
2023年12月期 参照日時:
セグメント | 売上高(百万円) |
食品製造販売事業 | 31,784 |
「食品製造販売事業」の単一セグメント。2021年12月期第2四半期の売上高は12,408百万円で、経常利益は967百万円だった。経常利益率1桁前半から中盤を推移する。
事業モデル
主にコンビニエンスストア向けに水産食品とおにぎり用具材等に使われる水産食材の製造・販売を行う。
水産食品では水産総菜や水産食材を使用した缶詰やレトルト製品を製造・販売する。冷凍食品とチルド食品、常温食品の3温度帯の水産食品を、下処理から調理、包装までの一貫製造を行う。水煮缶等の定番商品に加えて、バラエティ商品や健康志向商品等の幅広い商品ラインナップを展開する。
水産食材ではおにぎりや弁当、サラダ、パスタに使用される、鮭フレークやイクラ、タラコ等の水産食材の製造・販売を行う。
東北、関東、東海、九州に連結子会社の工場を6拠点にて製造する。
また北米エリアでの買い付けやチリ産材料の検品は、現地子会社2社がそれぞれ行う。
製品別の売上高では水産食品が83%、水産食材が17% を占める。(2020年12月期)
主要な顧客ごとの売上高は、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが62.0%、ベンダーサービス株式会社が16.5%を占める。全体として売上高の82%がセブンイレブン向けである。(同)
国内のCVS惣菜における袋物惣菜の伸び率は2016年から2019年で40%以上成長傾向にある上に、業態別惣菜市場ではCVSが食料品スーパーよりも高い伸び率を誇る等、コンビニ業界における惣菜需要の拡大が今後も見込まれる。
競合他社
- 2908 フジッコ(24年3月期売上高55,715百万円)
- 2925 ピックルスコーポレーション(22年2月期売上高45,006百万円)
- 7451 三菱食品(24年3月期売上高2,076,381百万円)
- 2692 伊藤忠食品(24年3月期売上高672,451百万円)
連結の範囲
連結子会社6社と非連結子会社1社を持つ 。連結子会社の内、株式会社STIフードと株式会社STIデリカ、株式会社STIエナックは、それぞれ連結売上高に占める売上高の割合が10%を超える。
強み・弱み
強みとして水産食材の鮮度を保つ製造技術が挙げられる。創業当時より培ってきた水産食材の衛生管理や調理技術を活かし、1997年8月には従来ではおにぎり具材として使用できないと考えられてきたイクラの静菌管理技術の開発に成功。その他にもサーモンフレークや熟成タラコについて、作りたての味をコンビニエンスストアのおにぎりで実現する特殊製法で特許を取得する等、鮮度を保つ食品加工技術や包装技術を独自に有する。
懸念点には、セブンイレブン向けの売上が8割を占めているため、コンビニ業界の需要変動による売上高への影響、為替リスク含む主原料である水産資源の価格高騰リスクが挙げられる。
KPI
KPIには①販売先別売上構成と②製品別売上、③生産キャパシティ、④カップサラダの売上高シェアが挙げられる。
①販売先別売上構成 セブンイレブン向け82%(2020年12月期)
②製品別売上構成 食品83%、食材17%(2020年12月期)
③生産キャパシティ推移(2021年12月期第2四半期)
④カップサラダの売上高シェア(2021年7月時点)