3193 鳥貴族の業績について考察してみた

3193 鳥貴族の業績について考察してみた

PERAGARUアナリスト

四半期業績推移随時更新中

(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2024.Q1 2023.10 9,626 750 7.79%
FY2024.Q2 2024.01 10,420 911 8.74%
FY2024.Q3 2024.04 10,867 1,037 9.54%
FY2024.Q4 2024.07 11,001 550 5%
(単位:百万円) 決算期 売上 営業利益 営業利益率
FY2017.Q3 2017.04 7,442 395 5.31%
FY2017.Q4 2017.07 7,969 472 5.92%
FY2018.Q1 2017.10 8,110 389 4.8%
FY2018.Q2 2018.01 8,399 502 5.98%
FY2018.Q3 2018.04 8,700 582 6.69%
FY2018.Q4 2018.07 8,769 208 2.37%
FY2019.Q1 2018.10 8,923 136 1.52%
FY2019.Q2 2019.01 8,920 223 2.5%
FY2019.Q3 2019.04 9,208 440 4.78%
FY2019.Q4 2019.07 8,796 391 4.45%
FY2020.Q1 2019.10 8,509 503 5.91%
FY2020.Q2 2020.01 8,901 855 9.61%
FY2020.Q3 2020.04 5,614 -96 -1.71%
FY2020.Q4 2020.07 4,515 -279 -6.18%
FY2021.Q1 2020.10 6,226 -166 -2.67%
FY2021.Q2 2021.01 4,605 -1,051 -22.82%
FY2021.Q3 2021.04 3,412 -1,371 -40.18%
FY2021.Q4 2021.07 1,347 -2,074 -153.97%
FY2022.Q1 2021.10 2,136 -1,725 -80.76%
FY2022.Q2 2022.01 6,048 -131 -2.17%
FY2022.Q3 2022.04 5,076 -726 -14.3%
FY2022.Q4 2022.07 7,028 149 2.12%
FY2023.Q1 2022.10 7,204 64 0.89%
FY2023.Q2 2023.01 8,062 299 3.71%
FY2023.Q3 2023.04 8,903 494 5.55%
FY2023.Q4 2023.07 9,280 560 6.03%
FY2024.Q1 2023.10 9,626 750 7.79%
FY2024.Q2 2024.01 10,420 911 8.74%
FY2024.Q3 2024.04 10,867 1,037 9.54%
FY2024.Q4 2024.07 11,001 550 5%

沿革

1985年5月大阪府にて、代表取締役社長の大倉忠司氏が個人事業として焼鳥屋「鳥貴族」(「鳥貴族」1号店である「鳥貴族俊徳店」)を開店。1986年9月大阪府に株式会社イターナルサービスを設立。1995年7月居酒屋業態より撤退し、「鳥貴族」単一業態に集中。2009年8月商号を株式会社鳥貴族に変更。2014年7月東証JASDAQ(スタンダード)に上場。2015年7月東証二部に市場変更。2016年4月東証一部に指定。焼き鳥店「鳥貴族」の単一ブランドで店舗展開をしている。

株主構成

参照日時:2024/01/31

氏名又は名称所有株式数割合
大倉 忠司2,604,00022.41%
株式会社大倉忠1,200,00010.33%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)809,3006.96%
株式会社日本カストディ銀行(信託口)635,0005.46%
BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)|(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)350,9843.02%
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社326,5132.81%
サントリー株式会社260,0002.24%
中西 卓己181,2001.56%
株式会社関西みらい銀行180,0001.55%
GOVERNMENT OF NORWAY|(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)164,6001.42%

取締役会

参照日時:2023/07/31

役職名・氏名生年月日任期所有株式数
代表取締役 社長・CEO
大倉 忠司
1960年2月4日(注)32,604,000
取締役・COO
清宮 俊之
1974年5月16日(注)31,193
取締役・CFO
青木 繁則
1965年1月9日(注)3101,131
取締役・CSO
道下 聡
1977年1月14日(注)350,209
取締役
佐々木 節夫
1955年4月29日(注)31,127
取締役
長岡 香江
1972年10月16日(注)3-
常勤監査役
原田 雅彦
1953年10月16日(注)47,365
監査役
石井 義人
1959年4月22日(注)4-
監査役
疋田 実
1957年3月11日(注)4-

(注)1 取締役のうち、佐々木節夫及び長岡香江は社外取締役であります。

2 監査役のうち、石井義人及び疋田実は、社外監査役であります。

3 2023年10月開催の定時株主総会終結の時から、2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

4 2021年10月開催の定時株主総会終結の時から、4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

5 所有株式数には、当社役員持株会における各自の持分を含めた実質所有株式数を記載しております。

当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役2名を選任しております。補欠監査役の氏名および略歴は以下のとおりであります。 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (株) 荒木 政俊 1976年8月31日生 1999年4月 当社入社 2005年4月 当社関西営業グループ・エリアマネージャー 2010年3月 当社内部監査室室長 2017年5月 当社監査部部長 2023年8月 当社監査役室室長(現任) (注) 16,749 田辺 真由美 1979年4月5日生 2002年10月 中央青山監査法人 入所 2006年9月 あらた監査法人 入所 2011年4月 武田真由美公認会計士事務所 代表(現任) 2011年6月 武田建設株式会社 取締役(現任) 2014年2月 税理士法人石川オフィス会計 所属 2015年6月 セーラー広告株式会社 社外監査役 2020年6月 税理士橋川浩之事務所 所属(現任) 2021年6月 セーラー広告株式会社 社外取締役監査等委員(現任) (注) - (注)監査役に就任した場合の任期は、就任した時から退任した監査役の任期が満了する時までであります。

※有価証券報告書から抜粋

代表取締役の経歴

代表取締役社長の大倉忠司氏は1960年2月生まれ。辻調理師専門学校を卒業後、リーガロイヤルホテルに就職。1982年11月にやきとり道場へ入社。1986年9月に同社を設立し、現職へ就任。

報告セグメント

2024年01月期 参照日時:2024/01/31

セグメント売上高(百万円)
飲食事業20,046

「飲食事業」の単一セグメント。2021年7月期第3四半期の売上高は14,243百万円、営業損失は▲2,588百万円であった。

事業モデル

「鳥貴族」の単一ブランドで、関西圏・関東圏・東海圏の3商圏に焼鳥店の店舗展開をしており、「焼鳥屋で世の中を明るくしたい」という「鳥貴族のうぬぼれ」を理念として店舗展開を行う。均一価格にすることで顧客が商品を選ぶ楽しさを感じて欲しいという想いから、全品均一価格による商品の提供を行う
「鳥貴族」の単一業態での事業展開を基本方針とすることで、資本・人材・ノウハウ等を「鳥貴族」に集中し、質の高い食材をより低価格で調達することができるとともに、何を売りたいかを明確にすることで顧客の支持を得られると同社は考えている。また、「鳥貴族」ではメニュー数を絞り込むことにより、さらに調達コストの低下とオペレーションの効率化を行っている。2021年7月期第3四半期時点では、「鳥貴族」の店舗数は617店舗、内同社グループの直営店は385店舗となっている。また、新規事業として、チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」を2021年8月にオープンしている。鳥貴族と同様に、使用する食材はすべて国産とし、イートインのみならずテイクアウト、ドライブスルー、デリバリーも行う。
居酒屋業界においては、酒類提供自粛要請や営業時間の大幅な制限により多大な影響を受けており、非常に厳しい経営環境となっている。コロナ禍の先行きが不透明であることから、業績予想については「未定」としている。同社は中期経営計画の見直しを行い、新たに3カ年グループ戦略として、コロナ禍のような事態への耐性を有する強固かつ成長性あるグループへの変革を目指すとしている。

2021年7月期第2四半期 決算説明会資料

競合他社

  • 3178 チムニー(24年3月期売上高25,725百万円)
  • 3175 エー・ピーホールディングス(24年3月期売上高20,598百万円)

連結の範囲

連結の対象となる親会社・子会社を持たない。

強み・弱み

焼鳥専門店に特化し、全品均一価格による商品の提供を行うことで、一過性の経済トレンドに左右されない一貫した強い店舗づくりを行ってきた点が強み。昨今の糖質制限ダイエットも、焼鳥専門店の同社に追い風である。外食業界は成熟した市場となっており、個人消費支出における選別化、中食・コンビニエンスストア等を代表とする業界を超えた顧客獲得競争の激化等により、厳しい経営環境となっている点が弱み。

KPI

KPIとみられる開示は下記。
①店舗数
②従業員数
③既存店売上高

3193 鳥貴族の
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