四半期業績推移随時更新中
(単位:百万円) | 決算期 | 売上 | 営業利益 | 営業利益率 |
FY2024.Q3 | 2023.11 | 36,353 | 2,392 | 6.58% |
FY2024.Q4 | 2024.02 | 35,685 | 2,558 | 7.17% |
FY2025.Q1 | 2024.05 | 36,816 | 2,600 | 7.06% |
FY2025.Q2 | 2024.08 | 35,224 | 2,210 | 6.27% |
(単位:百万円) | 決算期 | 売上 | 営業利益 | 営業利益率 |
FY2018.Q1 | 2017.05 | 28,561 | 2,251 | 7.88% |
FY2018.Q2 | 2017.08 | 28,584 | 2,136 | 7.47% |
FY2018.Q3 | 2017.11 | 29,476 | 2,694 | 9.14% |
FY2018.Q4 | 2018.02 | 28,997 | 2,238 | 7.72% |
FY2019.Q1 | 2018.05 | 30,154 | 2,787 | 9.24% |
FY2019.Q2 | 2018.08 | 29,914 | 2,558 | 8.55% |
FY2019.Q3 | 2018.11 | 29,973 | 2,398 | 8% |
FY2019.Q4 | 2019.02 | 31,072 | 837 | 2.69% |
FY2020.Q1 | 2019.05 | 30,840 | 2,920 | 9.47% |
FY2020.Q2 | 2019.08 | 32,196 | 2,960 | 9.19% |
FY2020.Q3 | 2019.11 | 32,395 | 2,989 | 9.23% |
FY2020.Q4 | 2020.02 | 31,232 | 2,236 | 7.16% |
FY2021.Q1 | 2020.05 | 32,678 | 3,051 | 9.34% |
FY2021.Q2 | 2020.08 | 34,193 | 3,572 | 10.45% |
FY2021.Q3 | 2020.11 | 35,273 | 3,524 | 9.99% |
FY2021.Q4 | 2021.02 | 33,591 | 1,652 | 4.92% |
FY2022.Q1 | 2021.05 | 36,458 | 3,577 | 9.81% |
FY2022.Q2 | 2021.08 | 36,652 | 3,623 | 9.88% |
FY2022.Q3 | 2021.11 | 36,420 | 3,469 | 9.52% |
FY2022.Q4 | 2022.02 | 36,949 | 2,565 | 6.94% |
FY2023.Q1 | 2022.05 | 39,244 | 4,278 | 10.9% |
FY2023.Q2 | 2022.08 | 39,047 | 3,905 | 10% |
FY2023.Q3 | 2022.11 | 39,265 | 3,699 | 9.42% |
FY2023.Q4 | 2023.02 | 38,498 | 3,035 | 7.88% |
FY2024.Q1 | 2023.05 | 39,370 | 4,139 | 10.51% |
FY2024.Q2 | 2023.08 | 37,309 | 2,390 | 6.41% |
FY2024.Q3 | 2023.11 | 36,353 | 2,392 | 6.58% |
FY2024.Q4 | 2024.02 | 35,685 | 2,558 | 7.17% |
FY2025.Q1 | 2024.05 | 36,816 | 2,600 | 7.06% |
FY2025.Q2 | 2024.08 | 35,224 | 2,210 | 6.27% |
沿革
1982年5月株式会社ベルシステム二四設立、翌月「電話転送機による24時間電話業務代行サービス」および「夜間・休日におけるクレジット申し込み電話受付業務」を開始。以降、「テレフォン・リサーチ業務」や「テレビショッピングの注文電話受付業務」など電話を利用する各種サービスを展開。1992年8月株式会社ベルシステム24に商号変更。1997年2月東証二部上場、1999年11月東証一部に変更となるも、2005年1月日興プリンシパル・インベストメンツ株式会社の完全子会社となり株式非公開化。2014年3月持株会社制に移行。2015年9月株式会社ベルシステム24ホールディングスに商号変更。2015年11月東証一部に再上場。2022年4月東証の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。8001伊藤忠商事が資本参加するコールセンター事業の大手。
代表取締役の経歴
代表取締役社長執行役員CEOの野田俊介氏は1962年5月生まれ。東京大学を卒業後、1987年4月8001伊藤忠商事に入社。同社で情報・通信分野の要職を中心に歴任後、2015年9月取締役として同社に入社。2020年5月より代表取締役を務める。
報告セグメント
同社の事業は「CRM事業」の単一セグメント。同事業はコンタクトセンター運営およびその付帯業務で構成される。
事業モデル
CRM事業では、クライアント企業のカスタマーサポート業務(商品・サービスに関する質問対応業務)、セールスサポート業務(商品・サービスの販促サポート業務)、テクニカルサポート業務(IT製品の操作方法等に関する質問対応業務)およびBPO業務(市場調査・データ入力作業等の請負や医薬品・医療機器の開発支援業務)を行っている。
顧客の業種は下図の通りサービス業や運輸・通信業の割合が高い。
経済活動の正常化から、労働市場の逼迫がみられ、人件費の水準は上昇傾向にある。そのような環境下、事業のアウトソーシング需要は高まっている。またコミュニケーション手段の多様化や技術革新に伴い、消費者との対話においてもAIを活用し自動化する動きや顧客対応データの資産化などより一層のサービス高度化が求められている。
競合他社
コールセンターに強いBPOの4290プレステージ・インターナショナル、8031三井物産系でコールセンター主力の4708りらいあコミュニケーションズ、アウトソーシングビジネス大手でコールセンター事業も行う9715トランスコスモスなどが挙げられる。コンタクトセンターアウトソースの分野では同社を含めた上位3~5社の大手による寡占化が続いている。
強み・弱み
多様な業界、顧客と取引が分散されており、特定の業界や取引先の業況に大きく影響をうけないことや8001伊藤忠商事の資本参加に伴うシナジー効果(下図)が同社の強みと考えられる。リスクとしては、人件費が高騰している中でのオペレーターの確保などが挙げられる。
KPI
①拠点数:国内39拠点(2023年2月末時点)
②従業員数:連結従業員数10,920人、臨時従業員数21,209人(同上)
③拠点ブース数:約19,800席(同上)
業績
売上高、利益面ともに業容拡大が続いている。2023年2月期売上高は、2020年2月期比で約+30,000百万円の156,054百万円だった。8001伊藤忠商事のほか、7911凸版印刷との協業強化に伴う案件が堅調推移している。営業利益率は9%前後で推移。フリーCFはプラス。自己資本比率30%台で推移するが上昇傾向にある。